自毛植毛とは、今あるご自身の側頭部から後頭部の頭髪を採取し、薄くなった部位へ再配分する医療技術のことです。自毛植毛は男性型脱毛などの薄毛治療に利用されています。
側頭部から後頭部にかけての頭髪は、薄毛を誘発する男性ホルモンの影響を受けにくいように遺伝子的にプログラムされています。ですから、どんなに薄毛が進行した人でも、ほとんどの場合、後頭部から側頭部の頭髪は残っているものです。
この頭髪の性質は、身体の他の部位(髪の毛、眉毛、陰毛、ヒゲなど)に植え替えても変化することはなく、植毛された頭髪は、植え替えられた部位で生涯にわたって生え続けます。この頭髪の特徴はドナードミナントと呼ばれています。
アメリカでは年間100万人を超える人々が自毛植毛治療を受けているといいます。日本では、自毛植毛治療を受ける方はまだそれ程多くないようですし、人工毛植毛の悪いイメージがあって否定的な見方をする人が多いようですが、実際には治療法はしっかりと確立されています。